更年期障害・更年期うつ病と自律神経失調症克服はこんな思考なら治る!
私の更年期障害の症状と自律神経失調症は、ストレスによって引き起こされました。
それはもう大変でした。
夫のことや仕事や家庭のことでも精一杯なのに、更年期障害がひどくなったのです。
身体の症状の苦しさだけでなく、抑うつとイライラが大変でした。
おそらく交感神経が暴走した時にイライラやヒステリーになり、副交感神経が必要以上に優位になってしまうと、何もやる気が起きない倦怠感や憂鬱感になっていたのだと思います。
更年期障害が悪化し続けるに連れて、私は常に身体と心のコンディションをチェックしました。
これがじつはやってはいけないことだったんですね!
いちいち身体の細かいところの異変にばかり執着すると、ますます自律神経のバランスが崩壊するそうです。
健康な人は、昔の私もそうだったので良くわかりますが、いちいち身体の好不調に意識を向けたり、気に病んだりしません。
心が健全な時は、ちょっと身体の調子が悪くても、執着はしないし、なにか別のことをやっていたら、そのことなんて忘れています。
でも、そんな私が更年期障害になって、耳鳴りやほてり、のぼせ、息苦しさ、動悸、頭痛、異様な体のこり、蟻走感(アリが体を歩いているような感覚)といった身体的症状に、すごく病的に反応するようになってしまいました。
一つ一つの症状に私が意識し執着し、意識から外すことができなくなって、諸症状が悪化していったと思います。
常に身体の事細かなコンディションをチェックしてしまうんですね。
当然不快なものなので、チェックしてもいいことなんかありません。
健康的な時は、まったくしなかったことに病的に意識するようになってしまいました。
更なる更年期障害悪化の不安と恐怖で私は支配されていたと思います。
私の経験から、いちいち更年期障害の症状に付き合っていてはいけません!
どんどん悪化してしまうだけです!
そのためには受け入れること、覚悟を持つことです。
勝手になっていろ! この不調の中でも生きていくぞ!
こんな思考になれたら、驚くほどに症状は収縮してきますよ。
こんな思考になることはなかなか難しいことですが、不可能なことではありません。
ずっと不調と苦しみが続くぐらいならば、そんな思考にならないほうがもったいないことです。
更年期障害は受け入れがたいことですが、もし受け入れず気に病んでコンディションチェックばかりしていると、もっと受け入れがたい悪魔の更年期障害へ成長してしまうんです。
症状があるからチェックしてしまうのは当たり前です。
なくなってほしいからチェックします。
でも、それをし続けてしまうと必ず悪化します。
とくに精神面が病んできます。
そうなるとどんどん自律神経のバランスも悪くなり、もっと更年期障害がひどくなります。
この悪連鎖を断ち切るには、メンタルの抜本的改革が必要になりました。
この受け入れがたい更年期障害の症状を、覚悟を持って受け入れて、いちいち症状に付き合ったりしないことです。
「勝手に起きていなさい、私は症状があってもやるべきことはやるだけ」
こういう思考が大事だと悟らされました。
夫がうつ病でとてもお世話になり、ついに克服に至らしめてくださった岩波先生の思考です。
私も更年期障害と自律神経失調症で、夫の次に、岩波先生の心理脳内プログラムのお世話になることになりました。
私も受けてよかったと思っていますが、まず気づかされたのは、更年期障害を悪化させてしまうメンタル面を私が持っているということでした。
楽天的だと思っていた私でも、ひとたび体と心の不調に見舞われると、小さい細かいところばっかり気に病んでしまって、悪化せて続けてしまっていたのです。
更年期障害から抜け出すためにやっていたことが、症状悪化につながっていたなんて思いもよりませんでした。
だけど、一度更年期障害を受け入れる覚悟を持ってしまえば、これ以上悪化することはないと思います。
そこから急速にすべてが好転していきます!
うろたえる心の状態こそが、更年期障害を悪魔に変えてしまう要因でした。
もちろんホルモンバランスの改善などやるべきことはありますが、更年期障害に向き合うときの私達のメンタル面が問われていると思います。
それさえ確立したら、いまの苦しい連鎖が、嘘のようにほぐれてきますよ。