更年期障害・更年期うつ病を悪化させる最大の原因
更年期障害になりかけから、なってから悪化していくまで、この時期は私にとって人生最悪でした。
夫のうつ病発症が引き金で、将来への不安をそれまで楽天的に考えていた私でも、ストレスが強くなり、将来への不安(お金、生活、うつ病治療)のプレッシャーに晒され続けました。
運悪く、更年期障害も発症し始め、そんな時ですから、自律神経のバランスがひどく崩れました。
交感神経がつねに戦闘態勢、暴走体制に入ってしまい、自律神経の名の通り、どんなに体に言い聞かせても、動悸が静まることはありませんでした。
どうにもならない環境、どうにもならないうつ病の夫、娘のこと、私の体の不調のことで、更年期障害が悪くならないわけがありません。
更年期障害が悪化してしまうのも、女性の場合、特に家族の問題が大きいそうです。
心のストレスやプレッシャーや抑圧は、自律神経の働きを歪めてしまいます。
そこで心身症や自律神経失調症の症状が出てきてしまいます。
そうなると、体の不調プラス心の不調になってしまって、心の不調が体の不調につながって、お互い連鎖するように悪化し続けていきます。
心と体が一番休まる家庭がストレス要因が満載ですと、更年期障害も自律神経失調症も心身症もすべて悪化し続けていくんですね。
普段生きている環境って重要ですね。
ストレスがある環境だと、心も体も常に戦闘態勢に入ってしまうため、交感神経だけが活発になります。
副交感神経とのバランスが合ってはじめて自律神経は正常に作動するので、どちらか一方の働きが強まると、心身ともに不調になるのは避けられないですよね。
でも、昔なんにもとらわれていなかったのに、更年期障害の症状を意識し続けるって、苦しいし息がつまります。
いつ終わるかわからないし、いつ環境が良くなるかもわかりません。
出口が見えないトンネルをさまよい歩いている感じでした。
更年期障害が強く出てしまう人は、自律神経失調症をまず疑ってみるといいと思います。
そして自律神経の働きを歪ませるストレス要因がどこにあるかも見つけてみることが大事だと思います。
人間関係の悩み、家族の問題、将来への不安、「女性」が終わっていくことへの不安、更年期障害による体の不調そのもの、などがストレス要因の主たるものだと思います。
一つ一つを解決していくか、もしくはストレスを受け流せたり、ストレスにタフになる人間になるしか、突破口はないと思います。
なぜかというとホルモン治療をして、体の不調は幾分和らいだとしても、心の不調までは良くならないからです。
一時的にホッとすることで、精神不安定が収まったりしますが、私も場合、すぐに将来や現在の苦しい状況を考えてしまい、精神が不安定になって、何もやる気が起きなくなったり、すごくイライラしたりしました。
ストレスとどう向き合うか、ここに失敗しますと、更年期障害をずっと引きずり続けることになるかもしれません。
更年期障害・更年期うつ病の苦しみや対策を書いた私の記録です↓